金色の昼下がり

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【初心者向け】なぜ株式インデックス投資は儲かるのか?長期的な期待値がプラスな理由

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 十分に分散された株式インデックス投資は、長期的な期待値がプラスである可能性の高いゲームです。

 そして、全世界株式のインデックス投資をしていた場合には、資産が0になる可能性は非常に低いです。

 

 この記事は、主につみたてNISAやiDeCoを始めようとしている、または始めたばかりの初心者に向けて書いたものです。

 

 インデックス投資の長期的な期待値がなぜプラスになる可能性が高いのか?

 についてざっくりと考察しています。

 

 

 

 

1.株式会社の目的は何か?

 世の中に存在する株式会社の目的は何でしょうか?

  • お金を稼ぐこと。
  • 顧客を満足させること。
  • 世の中を今よりも良くすること。

 どれもありそうです。

 しかし、重要なことを忘れています。

 

 それは、利益を株主へ還元する、ということです。

 

 株式会社とは、文字通り、株主の存在があってはじめて存在できるものです。

 株主なき株主会社は存在できません。

 

 株主は、その会社がお金を稼ぎ、自分たちに利益を還元することを期待しているからこそ、その会社の株式を買い、株主になっています。

 

 もし株主にまったく利益を還元しない株式会社があったとすれば、株主はその会社の株式を手放してしまうでしょう。

 そうなれば、資本金を失った株式会社は破綻してしまいます。

 

 そういうわけで、会社が稼いだ純利益は、株主に還元されることになっていますし、その約束を反故にすることも現実的には難しいものになっています。

 

 つまり、世の中に存在する株式会社がお金を稼ぎ続けている限り、株主にはその利益が還元される、ということです。

 

2.株式インデックスが長期的にマイナスってどういう状況?

 インデックス投資とは、インデックス(TOPIXなどの指標)と同じ値動きを目指して運用する投資法のことです。

 

 インデックス投資をしていてマイナス(損失)が生じたということは、インデックスがマイナスになったことを意味します。

 

 株式の価格は、短期的には上下するものであり、マイナスが生じることも当然あります。

 しかしながら、株式インデックスが長期的にマイナスに収束するということは、株式という仕組みが終わっているということであり、資本主義システムの終焉を意味します。

 

 そうなれば、当然ながら、株式会社に勤める方は職を失うでしょうし、現代の国家が同じ形の国家として存続しているかも怪しいです。

 となれば、現代の通貨(キャッシュ)すらも価値を維持しているか分かりません。

 

 これがどのような世界なのかは分かりませんし、そのようなことが今後数十年間で発生する可能性は低いと思いますが、いずれにせよ、株式という仕組みが終了した世界のことを心配していてもしかたないんじゃないでしょうか?

 

3.長期的とは具体的に何年なのか?

 株式の期待値が長期的にはプラスになる可能性が高い、ということについて説明しました。

 では、その「長期的」というのは、どの程度のことを指すのでしょうか?

 

 それは、分かりません

 

 この「長期的」というのが、実際どれくらい長期に渡るものなのか、具体的に何年間のことを長期というのか、誰にも分かりません

 

 なんじゃそりゃ、とがっくりするかもしれませんが、分からないものは分かりません。

 たとえば日経平均であれば、1989年12月29日の38,957円が最高値であり、それから30年が経過した現在ですら、超えることができていません。

 

「それは日本が駄目なだけで、日本株式が駄目なだけだ」

 

 そういう方もいるかもしれません。

 しかし、いまでは世界経済の頂点に立つアメリカだって、1929年のウォール街大暴落の直前に株式を購入していた場合、1954年になるまで株価は戻りませんでした

 

 25年間ですよ、25年間。

 

 けっきょく、どの国に投資しようが、数十年間程度(もしくは百年以上?)のマイナスリターンは覚悟しなければならない、ということが分かります。

 

4.株式インデックス投資で資産が0になる可能性は?

  全世界に分散させたインデックス投資をしていて、掛け金、つまり保有している資産が0円になるということは、すなわち、この世に存在するすべての株式会社の破綻を意味します。

 

 今後数十年の間にそのような事態が発生する可能性は、まあ低いでしょう。

 

 仮にもしそうなったとしたら、国家の存続も怪しいですし、通貨が存在しているかも不明です。

 

 いずれにせよ、もはや株がどうの、お金がどうのといっている場合ではないことは確かです。

 

 もっとも、単一の国だけの集中投資をしている場合は、その限りではありません。

 可能性としては低いでしょうが、ひとつの国が破綻することは、全世界の株式会社が破綻することと比べれば、あり得ない話ではないですからね。

 

 もちろん、大暴落によって資産価値が半分以下に減少することは、十分にあり得るので、その点は覚悟しておきましょう。

 

5.株式インデックス投資が儲かる理由のまとめ

 というわけで、この記事をまとめると下記のとおりです。

  • 構造上、株式会社は純利益を株主に還元しなければならない
  • 長期的な株式インデックスの期待値がマイナスに収束するとなると、株式システムの破綻、資本主義の終焉を意味する
  • 「長期的」というのがどの程度長期に渡るものかは誰にも分からない
  • 十分に分散された株式インデックス投資であれば資産が0になる可能性は低い

 

 ちなみに、株式インデックス投資の平均リターンは、諸説ありますが、せいぜい3%~7%程度ではないかといわれています。

 

 インフレのことも加味して考えると、実質的なリターンはもっと低くなるでしょう。

 個人的には、年利2~4%程度あればいいな、と思っています。 

 

 ちなみに、巷にあふれている、「年利20%の夢のような投資!」というのはほぼ100%嘘で、実際に夢でしかないので、騙されないようにしましょう。

 

 以上、株式インデックス投資は長期的には儲かる可能性が高いよ、という話でした。