金色の昼下がり

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スタートゥインクルプリキュア 9話 感想 全力考察 ひかララの尊いキスシーン?【スタプリ】

 スタプリ9話、神回でしたね。

 これにて、プリキュア呼び捨ての儀は無事に終了しました。

 

 また、前回の8話はえれな回と見せかけて裏ではひかるがその魅力をいかんなく発揮していましたが、今回の9話もまた、まどか回でありながら同時にひかる回でもありました。

 登場時には私自身気付きませんでしたが、いまではひかるというキャラクターの魅力にすっかり取りつかれています。

 

 この記事は、スター☆トゥインクルプリキュア 第9話の感想・全力考察をしたものです。ネタバレありです。

 

  

1.スタプリ9話が神回である3つの理由

①香久矢まどかの心理描写が秀逸

「すべてにおいてミスなく、完璧にこなさなければならない」という強迫観念から、完全なグロッキー状態に陥っていた香久矢まどかでしたが、そんな彼女に手を差し伸べたのは、我らが愛すべき主人公・星奈ひかるでありました。

 

 最初に手を引かれる場面を見てみましょう。

 これです。

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まどかはひかるの手を握り返していない 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 星奈ひかるが、香久矢まどかの手首を一方的に握っていることが分かります。

 このままでは習い事をサボることになってしまう!

 習い事はお父様からいいつけられていることなのに!

 戸惑い、後ろ髪を引かれる、そんなまどかの心理が描写されていることが分かりますね。

 

 次にこちらの画像をご覧ください。

 商店街に入る直前の場面です。

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まどかはひかるの手を握り返しているが背景は暗い 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 まどかがひかるの手をしっかり握り返しているのが分かります。

 ここで、私のような罪深き大人はその尊さに酔いしれるわけでありますが、これだけでは終わりません。

 

 最後の画像です。商店街で遊んでいる最中の場面です。

 覚悟してご覧あれ。

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ひかるとまどかの手は握り合わされている 背景も眩しいほどの明るさ 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話


 

 見ましたか? 見ましたか? 見ちゃいましたか?

 

 …いや、ひとつ前の画像と同じじゃん。

 そう思った方は、いまいちど2つの場面を見比べてみてください。

 どうでしょう。分かりましたか?

 

 そうです。

 2つの場面では、背景がまったく異なるのです。

 商店街にたどりつく直前の「手つなぎ」は、薄暗いトンネルのなかをくぐり抜けている場面であるため、背景が影になっています。

 これは端的に、香久矢まどかの「不安」が表現されています

(進んだ先の方から、商店街の「明るい光」が差し込む演出もお見事)

 

 一方、商店街で遊んでいる最中の「手つなぎ」では、背景がとにかく明るくて眩しいのです。

 そこには一切の影がありません。

 これは、香久矢まどかの抱えていた「不安」が解消され、喜びや楽しさといった感情に満たされていることが表現されているのです。

 

 視聴者である私たちは、まどかの心理の移り変わりを「手つなぎ」の描写によって、あざやかに、ありありと知ることができるのです。

  これを尊いといわずして、何といえばいいでしょうか?

 

②星奈ひかるの魅力が輝きすぎていて眩し泣きする

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空に輝く一番星 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 いやもう何なんですかね。このピンク。

 本当に絶妙なんですよ。

 押しつけがましいといえばそれまでかもしれません。

 しかし、星奈ひかるの行動はどれも一見すると直情的で短絡的なんですが、実際は物事の本質を見抜いたうえでの思慮深い行動なんですよね。

 

 具体的には、ドーナツ屋に向かう理由が「噂話が集まる場所だから」というものだったり(第3話)ロケット修理に疲弊するララを気遣ったり(第6話)みんなの疲労を感じ取って息抜きを提案したり(第7話)と、その活躍たるや八面六臂といわざるをえません。

 

(第9話にて、天宮えれながそうしたひかるの良いところについてはっきりと明言してくれたのも良かったですね)

 

 確かに、ひかるは他のメンバーと比べると分かりやすい特技はないかもしれません。

 しかし、上記のような力を持つ星奈ひかるこそが、バラバラの星同士をつなげる星座の線であり、孤立を恐れず真っ先に輝く一番星なわけです。

 

 しかも、第7話、ロケット修理の際、AIから「邪魔だから掃除でもしてろ」といわれても、ひかるはまったくめげません。よーし! やるぞ! とポジティブに与えられた仕事である掃除をこなすのです。

(ひかるの提案でロケットの色を塗ることに対して)

(AI)「解析不能な状況。不必要な作業が増えているのに、なぜか作業効率が上がっています。ひかる様には周りを元気にする力があるようです」

出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第7話

 

 いや、この子のメンタルはどうなってるんですかね。

 カーボンナノチューブか何かですか?

 

 今回の第9話にしても、帰路につく香久矢まどかに、「いいからついて来て!」といわんばかりにその手を引いていましたが、あれも普通に考えてすごくないですか?

 専属の運転手がそばにいて、周囲には多数の取り巻きがいるなかで、ですよ?

 

 星奈ひかるは、常人には到底真似できないことを平然とやってのけるのです。

 下手を打てば誤解されるだけで、己の評価が下がるようなことであっても。*1

 それでも、彼女は手を差し伸べるのです。

 差し伸べることをやめないのです。

 

 そこに痺れる憧れる。

 

 いやもう何なんですかね、このピンク。

 大好きです。

 

③香久矢まどかの放つ「必中」の矢がカッコいい

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必中の矢を射る香久矢まどか 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 弓道には、正射必中という言葉があります。 

 正射必中とは何ぞや、という話ですが、少し長いですが全日本弓道連盟のホームページから引用してみます。

 弓道には正射必中という言葉があります。
 これは正しい射法で射られた矢は、必ず中るという意味です。
 そして、私たちは、的に中てるために、正しい射法を目指して日々練習するのです。
 弓を射るということは、正しい射法を目指す、「真」の探求です。
 そして、的は、私たちに、自分の今行った射が正しいものであるかを教えてくれる素晴らしい先生なのです。

 一射ごとに「真」を求める姿勢、それこそが弓道です。

 

出典:弓道の心|公益財団法人全日本弓道連盟

※「中る」とは「あたる」と読みます。

 

 矢にはまどかの心が反映されています。

 第5話において、まどかが自宅で弓道をしているとき。

 フワたちのことをお父様にいうべきか秘密にすべきかで悩んでいたまどかは、的から矢を完全に外していました。

 

 そして今回の第9話、またしてもまどかが自宅で弓道をしているとき。 

 香久矢まどかが放った矢は、的から完全に外れることはないものの、中央からは逸れてしまっており、お父様から注意を受けていました。

 

 どちらのシーンも正射必中とは程遠く、自らの抱く不安がそのまま露顕してしまった場面でありました。*2

 

 しかし、星奈ひかるたちとのダブルデートを経て、ノットレイダー・アイワーンの襲撃を受けたとき。

 このときのまどかの矢は、まさしく必中であり、「外さない!」という高らかな宣言が、私たち視聴者の鳥肌を総立ちさせたのは周知のとおりです。

 

 なぜまどかの矢は必中となったのでしょうか?

 それは、まどかが気付いたからです。

 困ったときには手を差し伸べてくれる仲間がいるのだと。 

 その手を握り返すことは、恥ずべきことではなく、むしろ誇るべきことなのだと。

 そして、自分の矢は、そうした大切な人たちを守るために射るものなのだと。

 

  まさに、仲間から助けられ、元気をもらった香久矢まどかの心から、迷いや不安が消えた瞬間でありました。その事実を、必中の矢が示したわけです。

 

 そうです。正射必中なのです。

 正しい射法で射られた矢は、必ず中るのです。

 

2.ひかララ、えれまど、ララまどが尊い

えれまどが尊い

 どうでもいいんですけど、いや、どうでもよくはないんですが、えれまど、素晴らしいですね。

 ひかララも至高でありますが、えれまどもえれまどで素晴らしいです。

 

 今回のえれまどベストショットはこれでしょう。

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月と太陽が微笑み合うベストショット 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 ついに第9話にして「ひかララーえれまど」のダブルデート回を迎え、視聴者の私たちはむせび泣きながら感謝の念仏を唱えていたわけでありますが、今後のそれぞれのカップルの進展には注目していきたい所存です。

 

ひかララの尊いキスシーン

 なんなんですかね、この2人の尊さは。

 お互いの動きが長年連れ添った夫婦の如くシンクロしまくっていました。

 

 が、驚くべきところはそこではありません。

 なんと、第9話ではひかララのキスシーンがあったんですよ!

 皆さん気付かれましたか?

 

 まずはこちらの写真をご覧ください。

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 何の変哲もないシーンにも思えますが、ひかるとララ、2人の被っているヘルメットの色にご注目ください。それぞれの色を覚えましたか?

 ララは緑(ミントグリーン)、ひかるはピンクのヘルメットですね。

 お気づきの通り、これらは2人のイメージカラーであります。

 

 参考リンク:

 キュアミルキー/羽衣ララのイメージカラーは何色?青色か緑色どっち?

 

(今回のヘルメットの色にも表れていますが、ララのイメージカラーは「青がかった緑」、つまり「緑キュア」というのが正しそうです。てっきり「緑がかった青」だと思っていました。なお、青枠については、追加戦士が埋めるのではないかと考えています)

 

 では、次の写真に写りましょう。

 心してご覧あれ。

 

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全私が震撼したひかララの衝撃キスシーン 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 分かりましたか?

 左下にいる2匹の鳥です!

 黄緑の鳥と、ピンクの鳥がキスしてますよね!

 2匹の鳥の色は、直前のシーンで被っていたひかるとララの色と完全に同一です。2人のイメージカラーと全く同じであります。

 すなわち、2匹の鳥はそれぞれひかるとララを象徴したメタファーであり、ひかるとララの潜在意識が物質的に表現されているのです!

 

 スタプリスタッフ、これは完全にやってくれましたね。

 見つけたときの手汗は半端なかったです。

 本当にありがとうございました。

 

※眠気により錯乱気味です、ご了承ください 。

 

ひかララの尊い変身バンク

 あと超今更なんですけど、変身バンクにおける変身のしかたも最高じゃないですか?

 ひかるとララがそれぞれを補完し合う片足ソックスであることは、もはや公然の秘密でありますが、実は変身する際のソックスを履くタイミングは異なるんですよ。

 

  1. まず先にひかるが片方の靴下を履きます。
  2. なお、ひかるの靴下は自動的に出現します
  3. 少し遅れて、ララがもう片方の靴下を履きます。
  4. なお、ララは自らペンを動かして靴下を出現させます。

 

 つまりですね、何がいいたいかというと。

 ひかるとララの片足ソックスは運命的な偶然などではないということです。

 そうではなくて、ララが故意に寄せてきたものなのです。

 ララは、ひかるの片足ソックスを認識した後に、己の意思で、片足ソックスを履いているのです。

 

 ララからひかるに対する熱い熱い想いが溢れていることは、こんなところからもうかがえます。

 

ララまどという尊い新たな可能性

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まどかから「ララ」と呼ばれてハートを作るララ 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 なんなんですかね、スタプリのスタッフはどうしてこう新たな可能性を見せつけてくるのでしょうか?

 

 ララまどについては、正直なところまったく予期していなかったので、現段階では読むに値するようなことを書くことができません。

 じっくり考えを煮詰めてみます。

 何だ、この贅沢な時間の使い方。

 

 3.まどかの持っていた本のタイトルは?

 あと、9話の商店街にて、まどかが読んでいた本のタイトルって何かわかる方はいらっしゃいますか? 

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まどかの持っている本のタイトルは? 出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話

 

「Happy」は読めるんですが、下の文字が切れちゃってて分からないんですよね。
「Happy dog」かな? と思ったんですが、どうでしょう。

「幸せな犬」?

 

(まどか)「お父様の言いなり(犬)になっていれば私は幸せなんだ」という深層心理の現れなのかと一瞬考えましたが、さすがにそこまで闇深いものを突っ込んでくることはないだろうと思い直しました。

 単に、まどかは幸福を欲しているということなのかもしれませんね。

 

4.まとめ

 ということで、この記事をまとめると下記の通りです。

  • スタプリ9話は神回だった
  • えれまどが尊かった
  • ひかララがキスしていた
  • ララまどという新たな可能性が発見された
  • まどかの持っていた本のタイトルが読めない。Happy dog?

 

 以上、スタートゥインクルプリキュア9話はまどかがカッコよかったけどひかるも輝いてたよ、という話でした。

 深夜テンションで書きなぐっているので後で加筆修正するかもです。

 

【他のプリキュア(スタプリ)感想・考察記事です】

 天宮えれなが何人のハーフなのか、様々な統計データをもとにして考えてみました。

 長文注意です。

www.konjikiblog.com

*1:実際、星奈ひかるはプリキュアメンバーとドーナツ屋に行くたびに、お姉さんから「友達!?」と喜ばれるという、学校の友達がいないかのような描写がされています。彼女は学校では誤解を招くことが多く、それゆえに友達がいない…という設定があるのかもしれません

*2:なお、第5話では完全に外しており、第9話では的の中央から外れているという演出はおそらくわざとであり、何らかの意図が読み取れます。つまり、まどかの心はみんなとの出会いにより、徐々に迷いや不安が消えつつある=自分自身のやりたいことを見つけつつある、ということです