突然ですが、テンえれ、いいですよね。
スタプリ39話で衝撃をもって迎えられたテンえれという概念にすっかり当てられた私は、Twitterで妄想を書き散らしていました。
というわけで、自分で書いたものをまとめてみました。
百合要素ありです。
※トップ画像はAlexander KliemによるPixabayからの画像(ベニテングダケ)です
テンえれのTwitter小説
上から下に行くにつれて、テンジョウさんとえれなさんの距離が近付いていきます。
「私、あなたと友達になりたいんだ、テンジョウ」
— 金色 (@konjikinohiru) November 12, 2019
「黙りなさい!」
ボロボロの体で微笑みかけてくるえれなにテンジョウは叫ぶ
「…あんたの笑顔を見てたらね、下らない妄想が頭に浮かぶのよ。いい歳こいた大人がお子ちゃまみたいな夢を見てしまうのよ。…もし幼い頃の私が、あんたと出会ってたら…って
「テンジョウ…!何でわたしを庇ったの…!?」
— 金色 (@konjikinohiru) November 10, 2019
ダークネストの攻撃を受けたテンジョウは立ち上がる事もできずに地に伏せている。
「…そんな事も分からないなんて、あんたは本当にお子ちゃまね」
テンジョウは震える手でえれなの目に浮かぶ涙を拭い取る。
「あんたの笑顔は奪った。…私の勝ちね」
「その仮面、貸りてもいい?」
— 金色 (@konjikinohiru) November 10, 2019
テンジョウが返事をしないでいると、えれなは仮面を取って自分に着ける。
「どうかな?」
「…フン、全然ダメね」
テンジョウはえれなの着けた仮面を奪い取る。
「この仮面はね、笑顔の似合わない人間が着けるものなのよ」
「…じゃあ、テンジョウも着けない方がいいね」
「…私、あなたと友達になりたいんだ」
— 金色 (@konjikinohiru) November 12, 2019
「…キュアソレイユ、あんたは本当にお子ちゃまね」
差し出された手を無視して、テンジョウはぐっと顔を寄せる。そしてえれなの唇に触れる
「もう一度聞くけど…『友達』でいいわけ?」
顔を赤らめてうつむくえれなを見て、テンジョウは思わず本当の笑みを零した
「ねえテンジョウ、笑ってよ」
— 金色 (@konjikinohiru) December 1, 2019
「嫌よ。何で笑わなきゃいけないのよ」
「このカメラ、笑顔を検出してシャッターが切られる設定になってて」
「何なのその最悪な設定…」
「ほら。笑ってくれないと、初デートの記念写真、撮れないよ」
「……」
「テンジョウ、好きだよ」
「……」
カシャッ#テンえれ
「ねえテンジョウ、式はどれくらいの規模がいいかな」
— 金色 (@konjikinohiru) December 1, 2019
「そうねぇ…」
「わたしは家族とまどか達を呼べればいいかなと思ってるんだけど、テンジョウは?」
「…駒ちゃん達?」
「…あー」#テンえれ
<2019年12月21日 追記>
えれなさんとテンジョウさんの初デート、終盤で急にえれなさんがポロポロ泣きだして、慌てたテンジョウさんがどうしたのかと尋ねると、「だって、テンジョウ、あたしが笑いかけると、毎回顔をそらすんだもん…」って言って、「それは…あんたの笑顔が…眩しすぎるからよ」っていうテンえれ
— 金色 (@konjikinohiru) December 13, 2019
テンジョウさんの巨大感情について
テンえれの何がいいかって、その胸に抱く巨大感情が最高なんです。テンジョウさんはこれまであまり感情的になることなく、クールに行動していました。その点については、ひかるさんに感情的になりがちなカッパードさん、ユニに妄執していたアイワーンちゃんとは少し異なっていました。
しかし、そのクールな仮面が、えれなさんの「笑顔」を見ることでついに剥がれてしまった…それがスタプリ39話です。
途中からプリキュアやフワのことなどどうでもよくなっていたテンジョウさん。えれなさんの「笑顔」に固執するテンジョウさんは、とても心にくるものがあります。
また何か思いついたら書きたいなと思います。
その他のスタプリSS
バケニャーンショックを経て、ボロボロになりながら書きまくったバケアイTwitter小説の一群です。
『猫にドーナツ』(プルユニ)
マオたんグッズの裏に膨大な量のユニの××を貼っているプルユニの話です。
『膝の上の猫』(ひかユニ)
気が付いたらひかるさんの膝枕で眠っていたユニの話。