金色の昼下がり

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【2019年春】絵心ないのに年30回以上は美術館に行く私がオススメする東京の美術館 企画展

※この記事は、2019年春に開催される東京の美術館の企画展で、面白そうなものをピックアップした記事です。

 

 私は美術館が好きで、だいたい月2~4回くらいのペースで行っています。

 絵心はないんですが、ないからこそ、自分とは全く異なる世界にいる人たちの作品を鑑賞するのが好きなのかもしれません。

 ただ、美術館の企画展ってころころ変わるので、こまめにチェックしておかないといつの間にか終わっていたという事態になりかねないんですよね。

 

 というわけで、思い出したときに企画展一覧をチェックしているわけですが、そのなかで特に、「面白そうだな」「あの人の作品が鑑賞できるのか」「これは行くっきゃない」と思った企画展をまとめてみました。

 

※本記事で使用している絵画は、実際の企画展で展示されているわけではありません(一部は実際に展示されています)。

 企画展でテーマとなっている画家が、どういう作品を描いている画家なのかを分かりやすく紹介するために、代表作などを用いて説明しているだけです。

 くれぐれも、誤解のないようお願いいたします。

 

 

 

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

クリムト 接吻

『接吻』クリムト

 美術館の企画展のタイトルってたいがいが痺れるほどカッコいいんですが、国立新美術館で開催されるこの企画展も例に漏れず、ですね。

 クリムトやシーレという名前にはピンと来なくても、『接吻』や『死と乙女』はなんとなく見覚えがある、という方も多いのではないでしょうか?

 

死と乙女 シーレ

『死と乙女』シーレ

 私はこの『死と乙女』がすごく好きです。この絵が描かれた背景を知ったとき、全身がぞくっとしたのを覚えています。

 

 シーレには、4年間連れ添った恋人のヴァレリーという女性がいました。

 しかし、シーレが結婚相手に選んだのはヴァレリーではなく、中産階級のご令嬢エディットでした。

 シーレは、社会的な信頼を得るためにエディットと結婚することを選んだのです。

 

 絵画に描かれている「乙女」はヴァレリーとされています。

 そして「死」の象徴として描かれている男性は、「シーレ自身」を表しています。

 

 安寧に満ち溢れた顔で、男にしがみつく「乙女」。しかし、その腕はおおよそ現実味のない細さで、いとも容易く折れてしまいそうです。

 男はそんな「乙女」の肩を抱き寄せていますが、その見開かれた虚ろな目に愛情の文字は見当たりません。まるで、男自身が、乙女の命を奪う「死」であることを自覚しているかのようです。

 

 なんだかシーレの紹介みたいになってしまいましたが、これはこういう画家の作品が集う企画展です。こんな豪華作品が集まる企画展、そうそうないので必見です。

 

公式ページ

 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 国立新美術館 

 

会期・開館時間

  • 2019年4月24日(水)~8月5日(月)
  • 毎週火曜日休館 ただし4/30(火)は開館
  • 営業時間10:00~18:00
  • 毎週金・土曜日は20:00まで(4・5・6月)、21:00まで(7・8月)

  

アクセス

  • 東京メトロ千代田線乃木坂駅  青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
  • 都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
  • 東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から 徒歩約5分

 

ギュスターヴ・モロー展—サロメと宿命の女たち—

出現 ギュスターヴ・モロー

『出現』ギュスターヴ・モロー

 次はギュスターヴ・モロー展です。

 私はギュスターヴ・モローの絵が大好きで、あんまり好きなんで昔パリにあるギュスターヴ・モロー美術館にも行ってきました。

 

 そこで見た『出現』のカッコよさには全身を稲妻で撃たれるがごとき衝撃を受けたことを覚えています。視線を縫い付けられ、しばらくそこから動くことができませんでした。

 

 ちなみにこの『出現』は、新約聖書に登場する『サロメ』が題材となっています。

※オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』は、新約聖書をもとにして書かれたものです。

 

 サロメってインスピレーションを刺激されるのか、色んな画家が描いているんですが、ギュスターヴ・モローの描くサロメはとにかくカッコいいんです。

 

 他の画家のサロメと見比べてみましょう。

 たとえばティツィアーノのサロメはこんな感じです。

サロメ ティツィアーノ

『サロメ』ティツィアーノ

 どれが優れているだとか好みだとかは別として、画家によって表現したいことが異なるので、その姿や表情もぜんぜん違うことが分かるかと思います。

  

 そして今回のギュスターヴ・モロー展では、その『出現』が日本にやってくるのです!

 こんなことはそうそうありません。

 今回を逃したら次はいつになるやら…。

 というわけで、気になる方はこのチャンスを逃さずに行った方がいいですほんと。

 

公式ページ

 ギュスターヴ・モロー展 | パナソニック汐留美術館 | Panasonic

 

アクセス

  • 交通案内
  • JR新橋駅「烏森口」「汐留口」「銀座口」より徒歩約8分
  • 東京メトロ銀座線新橋駅「2番出口」より徒歩約6分
  • 都営浅草線新橋駅改札より徒歩約6分
  • 都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩約5分
  • ゆりかもめ新橋駅より徒歩約6分

 

会期・開館時間

  • 2019年4月6日(土)〜6月23日(日)
  • 10時~18時まで 5月10日(金)と6月7日(金)は20時まで
  • 毎週水曜日休館 但し5月1日、6月5日、12日、19日は開館

 

六本木クロッシング2019展:つないでみる

 出ました、現代アートの企画展です。

 現代アートってなんだかよくわかんないなというイメージが強く、敬遠している方もいるかもしれません。

 私も正直よくわかりません現代アート。

 

 でも、この企画展は「体験型」といいますか。

 タイトルだけだとやっぱりよくわかんないなという感じですが、騙されたと思って公式ページの写真を見てみてください。高さが3、4メートル以上はありそうな、妙にでかい猫の顔やらがあったりして、なんだか楽しそうと思いませんか?

 実際、私のような素人でもよくわからないになりに楽しめるんですよね、こういう企画展。

 

公式ページ

森美術館15周年記念展 六本木クロッシング2019展:つないでみる | 森美術館 

 

会期・開館時間

  • 2019.2.9(土)~ 5.26(日) ※会期中無休
  • 月・水~日10:00~22:00
  • 火10:00~17:00
  • ただし4.30(火)は22:00まで
  • 「六本木アートナイト2019」開催に伴い、5.25(土)は翌朝6:00まで

 

アクセス(ムーミン展と同じ)

  • 東京メトロ日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
  • 都営地下鉄大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
  • 東京メトロ南北線「麻布十番」駅4出口より徒歩12分
  • 都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅7出口より徒歩9分
  • 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口より徒歩10分

 

ムーミン展

 美術館ときくと身構えてしまう方でも、ムーミンときけばきっとその緊張も和らぐ…はず。

 

 ムーミンの原画などが展示される企画展です。

 ムーミンの作者は日本の浮世絵も好きだったようで、浮世絵のオマージュのような絵も残しています。

 原画展のいいところは、原作について多角的に知ることができるという点ですね。

 ムーミンを知らない方たぶんほとんどいないので、家族や子ども連れ、恋人とのデートなんかでもいいんじゃないでしょうか?

 

 公式ページ

ムーミン展 THE ART AND THE STORY 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)

 

会期・開館時間

  • 2019年4月9日(火)~6月16日(日)会期中無休
  • 10:00―20:00(火曜は17:00まで)

 

アクセス

 前述した六本木クロッシング展と同じ。

 

ラファエル前派の軌跡展

ラファエル前派 オフィーリア

ラファエル前派の画家の有名な作品『オフィーリア』ジョン・エヴァレット・ミレー 

 ラファエル前派がなぜそう呼ばれているかというと。

 その時代のアカデミーの規範になっていたのは、ラファエロ以降、16,17世紀のルネサンス以降の芸術でした。

 ラファエル前派は、文字通り、「ラファエル以降の美術こそが規範であり理想である」としていたアカデミーに対し、反旗を翻したグループを指します。

 こうしてラファエロ以前に回帰する必要性を訴えて「ラファエル前派」と自ら名のったこの若手芸術家たちは、ありふれた感傷的な描き方から絵画を解放し、中世美術のように分かりやすく誠実な表現を取り戻そうとしました。

出典:ラファエル前派の軌跡展

 

 ラファエル前派というグループ自体は長くは続きませんでしたが、美術史に多大な影響を与えた彼らの絵画は、印象主義の最初の一派としても評価されています。

 

公式ページ

ラファエル前派の軌跡展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

 

会期・開館時間

  • 休館日は毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)
  • 10:00~18:00 祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで

 

アクセス

  • JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分
  • JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)徒歩6分
  • 東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅(1番出口)徒歩3分
  • 東京メトロ有楽町線「有楽町」駅(D3/D5出口)徒歩6分
  • 都営三田線「日比谷」駅(B7出口)徒歩3分
  • 東京メトロ丸の内線「東京」駅(改札口・地下道直結)徒歩6分

 

みんなのレオ・レオーニ展

アレクサンダとぜんまいねずみ、レオ・レオーニ

出典:『アレクサンダとぜんまいねずみ』レオ・レオーニ著

 レオ・レオーニという名前には覚えがなくても、小学校の教科書などでもおなじみの『スイミー』、かわいらしいねずみの絵本『アレクサンダとぜんまいねずみ』などは知っている方も多いと思います。

 

 とにかくレオ・レオーニの絵は魅力的で、子どもだけではなく大人の心も鷲掴みにされてしまいます。

 私は一足早く兵庫で開催されていた本展示を見に行ったのですが、絵もかわいいですし、話もぐっとくるのが多く、鑑賞し終えた後はついレオ・レオーニの絵本を購入してしまいました。

 

 美術館の場所も新宿駅付近とアクセス良好なので、何かのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 お得な早得ペアチケットも販売しているので、夫婦や恋人にもおすすめです。

 

公式ページ

みんなのレオ・レオーニ展 | 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

 

会期・開館時間

  • 2019年7月13日(土)~9月29日(日)
  • 休館日は月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館、翌火曜日も開館)
  • 10:00~18:00

 

アクセス

  • JR新宿駅西口、東京メトロ丸の内線新宿駅西改札から徒歩10分程度
  • ただしちょっと分かりづらいです
  • 公式サイトの写真付きの詳細案内を見ることをおすすめします

 

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