金色の昼下がり

プリキュアについて割と全力で考察するブログ

私の百合はお仕事です!7巻の感想 呼吸すら忘れる尊さ

 本日(2020年9月18日)発売のわたゆり7巻は読みましたか?

 私は読みました。ベージを捲るたびに悶絶し地べたを這いずり回りながら嗚咽しこの世のものとは思えぬ断末魔の叫びを上げながら死にゆきそして名状しがたい怪物となって今新たな産声を上げました。(意訳:めちゃくちゃ良かったです)

 

※途中までネタバレなし、途中からネタバレがあります。

 

 

 

 

ページを捲るたびに”人間”を失う

 

 未幡先生の描く百合はとにかく感情の総量がデカいです。表紙を捲る前に読者は覚悟の準備をしなくてはなりません。深呼吸をして、来るべき衝撃に備えなければ、そのあまりの尊さによってたちまち感情の渦に飲み込まれて百合の藻屑となるでしょう。

 

 私は1~6巻を読んでそのことを十分に承知していたので、今回は1時間に及ぶ瞑想を経て挑みました。その結果がどうなったのか? 最初に書いた通りです。人間を失いました。レッツ・ロスト・ヒューマニティ!

 

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 万が一、まだ読んでない方がいれば急いでチェックしましょう。

 

参考リンク:

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期限:2020年9月20日(日)まで

 

※次の段からネタバレを含む内容です。

 

わたゆり7巻のネタバレ感想と考察

 陽芽ちゃんの様子がおかしくなっていた原因は美月の告白にあったわけですが、ここで私が心臓を痛めたのは美月が振られたから……という理由によるものだけではありません。もちろん美月が振られたことによるショックも計り知れないものがありますが、未幡先生はそれだけでは許してくれません。

 

 美月が望んでいるのはソトヅラの陽芽ちゃんと友人として仲良くすることではなく、本音を見せた状態の陽芽ちゃんと仲良くすることです。いちばんの希望としては恋人になることですが、それが叶わないのであれば、元通りの関係性――つまり本音で話し合える友人としての関係に戻りたいと願っています。

 

 しかし美月の希望は陽芽ちゃんよって跳ねのけられてしまいます。元の関係に戻ることはできない。なぜならそれは美月を傷付ける結果を生んでしまうから、と言って。

 

 美月を振ったあとでも、陽芽ちゃんにとって美月は特別な存在なのです。特別な存在だからこそ、傷付けたくない。だから元通りの友人としての関係に戻ることはできないと、そう言うわけです。

 

 要するに、陽芽ちゃんも美月もどちらも相手のことを特別に想っているという事実は同じで、しかしその感情が特別で巨大であるからこそ、溝が深まる結果を生んでしまっているわけです。つらい。つらすぎる。

 

 これまで陽芽ちゃんにとって「私の百合」は「お仕事」だったんですよ。それが6巻ラストの美月の告白によって、「お仕事」ではなくなってしまった。「お仕事」ではない「恋愛としての百合」を、陽芽ちゃんはできないのです。……今のところは。

 

今後の展開について

 陽芽ちゃんが今後美月とどのように向き合うようになるのか、現時点では分かりませんが、いずれにしても陽芽ちゃんが未だに隠している「秘密」がそのカギを握るように思えます。つまり、「なぜ陽芽ちゃんは恋愛に対して拒絶感を持っているのか?」ということです。

 

 その「なぜ」は陽芽ちゃんにとって、果乃子を含めて誰にも話してきたことのない秘密で、だからこそ、陽芽ちゃんがその「なぜ」を隠さずに打ち明けたとき、物語がまたひとつ大きく動き出すのではないかなと考えています。

 

 これについては6巻を読んだときにその予想と根拠を書いているので、よろしければご参照ください。ざっくり言うと、「家族」の問題があるんじゃないかな、という内容です。

 

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 かのこちゃんたちの恋の行方も含めて、今後の展開が楽しみでしかたないです。

 

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『あのキス』は百合の宝石箱だと思います。

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