書籍・アニメ・映画の全力考察
口コミのあまりの良さに惹かれ、これまで漫画もアニメ一切見たことのなかったゲゲゲの映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てきました。結論から言いますと魅力的な凸凹男バディ&ホラーミステリーの素晴らしい映画でした。ゲゲゲ何も知らない民でもめちゃくち…
わたゆりアニメ化おめでとうございます!!!!!祝!!!! この日が来ることをずっと待ち侘びていました………本当に感無量です………うっ……………ありがとうございます………ありがとうございます……… というわけで、以下、わたゆり10巻の感想です ネタバレと絶叫が含…
タコピーの原罪、単行本になってから上下巻を買って読んだのですが面白かったです。百合としても味がありますし、表現方法とは裏腹に扱っているテーマはプリキュア的だなと思いました。 そう思ったポイントは「子どものエンパワーメント」です。「女の子だっ…
ディズニーの実写映画『クルエラ』を観たんですけど、これがもうたいへん面白い(殺伐)百合映画で大興奮でした。 ※本文の途中からネタバレがありますのでご注意ください。ネタバレするときには大きい文字で注意喚起してます。
チェンソーマンの作者・藤本タツキ先生が激ヤバな読み切り百合漫画を無料で公開していると聞いたので読んでみたら死にましたので感情の発露をさせてください。 リンク先→ ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ 以下、ネタバレ。 ※ここでいう百合とい…
皆さんはレヴュースタァライト、もう浴びましたか? 私は遅ればせながら先日浴びてきました。そして死にました。嗜癖性癖大好物百合がこれでもかというくらい詰められた核爆弾みたいな映画で何というか茫然自失です。とりあえずぐしゃぐしゃになった感情を発…
映画エヴァンゲリオンの最終章がめちゃめちゃ良かったので感想とちょっとした考察のようなものを書きました。ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。 ※なお映画館で見た後の記憶に基づいて書いたものですので、紹介している台詞や描写などが正…
ひぐらしのなく頃に 鬼騙し編の感想と簡単な考察(4話まで)です。 4話までのネタバレ注意です。
本日(2020年9月18日)発売のわたゆり7巻は読みましたか? 私は読みました。ベージを捲るたびに悶絶し地べたを這いずり回りながら嗚咽しこの世のものとは思えぬ断末魔の叫びを上げながら死にゆきそして名状しがたい怪物となって今新たな産声を上げました。(…
友だちをやめた二人 posted with ヨメレバ 今井福子/いつか 文研出版 2019年08月 楽天ブックス Amazon Kindle ずっと親友になりたいと思っていた二人だけど、いつもすれちがい。このままでは友だちも無理かも。(あらすじより一部抜粋) とんでもない最高の…
私の百合はお仕事です!の6巻、ちょっと尊すぎて頭がもげそうになりました。我慢できないので感想と考察を書きます。ネタバレありです。 私の百合はお仕事です!6 posted with ヨメレバ 未幡 一迅社 2020年01月17日 楽天ブックス Amazon Kindle
『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』(C)2019 映画スター☆トゥインクルプリキュア製作委員会 スタプリ映画(秋)、そのあまりの素晴らしさに見終えた後は茫然自失というような状態でした。ただ、前評判では「泣ける」「切ない」…
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』を見ました。 最初に申し上げておきますと、私はアニメ本編は未視聴です。見たことがありません。原作の小説も読んだこともありません。 出典:(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレ…
出典:(C) 2019「天気の子」製作委員会 新海誠監督の『天気の子』、めちゃめちゃ面白かったです。 私が新海誠のアニメにはまったのは『彼女と彼女の猫』『秒速3センチメートル』がきっかけでした。 特に『秒速』は、アニメに対する見方を一変させられた作品…
トウガラシがなぜ赤くて辛いのか、皆さんは考えたことがありますか? この記事は、稲垣栄洋 著『たたかう植物──仁義なき生存戦略』の感想・レビューです。本書の内容に軽く触れながら、本書の魅力を紹介しています。
『わたゆり』こと、『わたしの百合はお仕事です!』の5巻(最新刊)が2019年6月18日に発売されました。 その名の通りドストレートの百合漫画なんですが、これがまた尊いのなんのって。 1巻からずっと追ってきているんですが、毎巻毎巻、その尊さにあてられて…
『ゆめみるがらくた』乙川灯著(第8回THE GATE編集部賞)を読みました。 少女×アンドロイドの(SF)短編百合漫画で、とても心に響くものがありました。 アンドロイドは登場しますが、SF要素はそれほど強くはありません。主眼として描かれているのは、「未来…
『宇宙はなぜ「暗い」のか』津村 耕司 (著) を読みました。 なぜ暗いのかなんて、考えたこともありませんでしたが、確かにいわれてみれば不思議ですよね。もし宇宙が無限で、星(太陽などの恒星)の数も無限に散らばっているなら、夜空はどこを見ても明るい…
小雨日和『Drip (モーニングゼロ2019年2月期奨励賞)』を読みました。 冒頭から心に突き刺さるモノローグと、胸倉を掴まれてグッと引き込まれるような描写の数々に圧倒されました。 劇的な事件が起こるわけではないですし、どちらかといえば物語は淡々と進…
押切蓮介の名作熱血ゲーム漫画『ハイスコアガール』がついに完結しました。 過去にはアニメ化の話も進んでいましたが、著作権上のトラブルから座礁に乗り上げました。 しかしその後、再びアニメ化(2018年7月~9月)。 さらに、人気を博した同作は、アニメ2…
『あの娘にキスと白百合を』がついに完結しました。してしまいました。 ひとまずは缶乃先生、長きにわたる連載、お疲れ様でした。 もともと缶乃先生のことは、『サイダーと泣き虫』で知りファンになりました。 なので、長編漫画『あの娘にキスと白百合を』の…
いまさら『がっこうぐらし』を読んでいます。 時代に乗り遅れた感が満載で恥ずかしい限りです。 この作品は、次が最終巻です。 もうすぐに物語の真相が明らかになるわけです。 いまさら考察かよ、と自分でも思わなくもないんですが、自分の考えをまとめてみ…
誰しもがそうだと思うんですが、私にも厨二病をこじらせていた時期がありました。*1 そのころは読書にはまっていて、手当たり次第に本を読んでいたと記憶しています。 つい先日、厨二病時代に書いた書評を発掘してしまいました。 十年以上も前に書いたもので…
『有害無罪玩具(詩野 うら)』を読了しました。 以前、ネット上で無料公開されているのをたまたま見つけたとき、頭を弾丸で打ち抜かれるような衝撃を受けました。 それが今回、出版化に至ったと聞き、書き下ろしもあるとのことでさっそく購入しましたが、い…
先日、家族で映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』を鑑賞してきました。 『ズートピア』と制作スタッフが同じということで、今回もやはり「エゴイズム」が主題のうちの一つとなっている映画でした。 物語は、「ヴァネロペは自己実現できるか」「ラルフは…
ディズニー映画なんて所詮は子ども騙しの綺麗さと都合の良さで塗装された、売上至上主義の象徴だと思っていた時期が私にもありました。 そんな私の拙い虚像をぶち壊してくれたのは、映画『シュガーラッシュ』でした。 ディズニー映画って、こんなに面白いん…
現代の奇書という触れ込みに興味を抱いて読みました。 内容としては、簡単に言うと、誰かを殺さないと脱出できない部屋に閉じ込められた少女たちの話です。 ありがちなエンタメ小説であれば、極限状態におかれた人間の心理や葛藤に焦点を充てたものになるで…