金色の昼下がり

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スタートゥインクルプリキュア 33話 感想 全力考察 トゥインクルイマジネーションとは何か?

 スタプリ33話、フワの成長とそれに振り回される様子が子育てだな~と思いながら見ていました。あとカッパードさんは相変わらずイケメン。

 

 この記事はスター☆トゥインクルプリキュア33話の感想考察をしたものです。33話のネタバレがありますのでご注意ください。

 

 

 

トゥインクルイマジネーションとは何か?

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

ユニ「12本のペンを集めて、これできっと解決する、今度こそ惑星レインボーを元に戻せると思ったのに」

 

 冒頭(アバン)からユニが残念そうな声を漏らします。それもそのはずで、当初は、12本のペンを集めれば仲間を救えると思っていたのに、ペンを集めたら今度はトゥインクルイマジネーションが必要だと後出しされて、がっくり来るのも分かります。

 

 ところで、このトゥインクルイマジネーションって何なのでしょう?

 

 現時点では謎が多いというかほとんど謎しかないのですが、今回、多少なりともヒントの描写があったので、考察をまとめてみます。

 

 現時点で分かっていること(確定情報)

  1. スタープリンセスたちはトゥインクルイマジネーションについて説明しようとしない
  2. トゥインクルイマジネーションに関連するデータは、星空連合加盟惑星内には一件も見当たらない

 

※なお、プリンセスたちが味方なのか敵なのかについてはこちらの記事で詳しく考察しています。

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1についての3つの仮説(不確定情報)

  1について、前回の32話にて、みんながスタープリンセスたちに「トゥインクルイマジネーション」って何なんだと質問しましたが、プリンセスたちはけっきょく何ら回答していません。

 

 プリンセスたちが回答しなかった理由として考えられるのは、以下の3つです

  • ①プリンセスたちも知らない
  • ②知っているけど話せない事情がある
  • ③知っているけど話すと立場が悪くなるので話したくない

 

 ①、プリンセスたちもトゥインクルイマジネーションの詳細については知らないのだと考えれば、彼女たちが回答できなかったのもうなずけます。しかし、もし知らないのであれば、正直に「分からない」「知らない」と言えば済むはずなのに、「無回答」を貫く姿勢には疑問が残ります。

 

 ②、本当はトゥインクルイマジネーションについて知っているものの、それを話すと何らかの問題が生じるために話すことができないとする説です。

 

 たとえば、トゥインクルイマジネーションは「自分たちの力だけで探さなければ見つからない特殊なもの」なのだとしたら、プリンセスたちの助言はかえって邪魔になってしまいます。これならプリンセスたちが無回答を貫いたのも納得できますし、プリンセスたちがトゥインクルイマジネーションを探そうとしていない現状についても納得できます。彼女たちは既に「それ」を知ってしまっているがゆえに、「それ」を探すことができないわけです。

 

 もしくは、プリンセスたちは何らかの「呪い」や「制約」をかけられており、トゥインクルイマジネーションについて話したくても話せない状況にいるという可能性もあります。

 

 ③、知っているけど、それを話すと自分たちの立場が悪くなることを危惧して、わざと黙っているという説です。

 たとえば、プリンセスたちが黒幕…とまでは言わずとも、ノットレイダーを生み出した原因に絡んでいたりするなら、それを隠すために黙っているのかもしれません。もしトゥインクルイマジネーションが、ノットレイダーたちにとっての「大切なもの」を奪うことによってはじめて手に入れられる類のものであれば、プリンセスたちがギリギリまでだんまりを決めるのも納得できます。

 

2についての3つの仮説(不確定情報)

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 AI「トゥインクルイマジネーションに関連するデータは、星空連合加盟惑星内には一件も見当たりません」
プルンス「これだけ調べて何も出ないってどういうことでプルンス?」
ユニ「謎は深まるばかりってことニャン」

 

 トゥインクルイマジネーションに関するデータは、星空連合加盟惑星内には一件も見当たらないようです。ここから推測できるのは、次の3つです。

  • ①トゥインクルイマジネーションについては、星空連合に加盟していない惑星の住民が知っている
  • ②何者かによって意図的にデータを秘匿されている
  • ③誰も知らない

 

  ①、「星空連合加盟惑星内には一件も見当たりません」ということは、非加盟惑星が知っている可能性が示唆されています。 AIのデータ検索は、おそらく星空連合の集めている情報にアクセスするものです。非加盟惑星の持っているデータにはアクセスできないのであれば、今後、非加盟惑星との交流を通じることで、トゥインクルイマジネーションについての情報収集ができるかもしれません。

 

 ②、本当は星空連合加盟惑内にデータがあるにもかかわらず、何者かによって意図的にデータの改ざんや秘匿がされているとする説です。星空連合のトップであるトッパーもトゥインクルイマジネーションについては知らないと言っていたので、データを秘匿している者がいるとしたら、疑わしいのはやっぱりプリンセスたちでしょうか。

 

 ③、特に説明を要しないので省略します。

 

遼じいがキーマン?

 ところで、ひとつ気になったのは、今回意味深に登場した遼じいの存在です。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

ユニ「探したくてもこっちも手掛かりゼロ。お手上げニャン」(※1)
ユニ「あーあ。宇宙のことなら何でも知ってる魔法つかいみたいな人、いないニャン?」

 

  ユニが「魔法つかいみたいな人」はいないかとつぶやくと、フワが遼じいのもとに行きます。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

フワ「トゥインクル…」

 

 遼じいは、今回の物語には直接関わっておらず、登場しなければならない必然性がそれほどありません。物語の作りには「チェーホフの銃」という考え方がある、と以前の記事でも述べましたが(※1)、今回の遼じいの登場は、遼じいがトゥインクルイマジネーションについて何らかの知恵を授けてくれる伏線になっている可能性が高いように思います。(フワも今回は「トゥインクル…」までしか言えいません)

 

※1 ユニはこういうふうに手を挙げるとき、毎回「左手」を使っています。招き猫は「右手」を挙げるか「左手」を挙げるかで意味が違うんですが、そのへんのことを下の記事で詳しく考察しています。

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※2 「チェーホフの銃」について簡単に解説しつつ、まどかさんが父・冬貴さんの背中を見ていて尊いという考察をしています。

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星奈ひかるの自由研究が尊い

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 ひかるさんの自由研究の内容が、まさにひかるさんらしいもので思わず笑ってしまいました。いろんな惑星に行っているあいだ、ひかるさんはスケッチをしていたので、最初から自由研究にするつもりだったのかもしれません。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第27話(C)ABC-A・東映アニメーション


 書いてある文章もとてもひかるさんらしいんですが、じっくり読んでいると思わず笑ってしまう個所がいくつかあります。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 惑星クマリンのところの「キラヤバー」の部分は、最初は「キラヤバー」と書いて、あとで「☆(星マーク)」を加筆しているのがうかがえます。是が非でも「☆」を使うのだという強い意志を感じます。

 

 全体的にほっこりする文章ですが、その中身はさすがひかるさんという感じです。

  • 「一途に想う気持ちは私たちと一緒だね」ユキオ
  • 「地球人と似てるかも」ドラムス
  • 「あきらめない気持ち人もUMAも関係なくもってる」フレア
  • 「星のみんな家族みんなを大切(読めず)きもちが伝(読めず)」ドギーたち

 

 住んでる星が違っていても、持っている価値観が違っていても、「一途に想う気持ち」「あきらめない気持ち」などはみんな同じなのだと、ひかるさんは受け取っています。外見や表面上の文化にとらわれず、異星人たちの本質的な部分に注目しているひかるさんの観察眼と想像力は、「やっぱりひかるさんだ」という感じがします。

 

 また、異星人たちの「素敵なところ」について、惜しみない賛辞の言葉を書いているのもひかるさんらしいですね。 いろんな惑星を冒険しているあいだ、一度たりとも異星人たちの文化や価値観を否定するような発言をしていなかったことからも、改めてひかるさんの魅力がひしひしと伝わってくる自由研究でした。

 

※ひかるさんたちは、一見するとディストピアなのでは?と思ってしまいかねない惑星サマーンの文化についても、一切の否定をしていません。

 スタプリが描こうとしているのは、「あなたたちの価値観は間違っている!」と主張して自分たちの価値観に合わせる物語ではなく、「あなたたちの価値観はこういうところが素敵だね。わたしたちの価値観はこういう感じだよ」といって、相互理解を図っていくものだということが分かります。

 

 これらのことについては、惑星サマーンはディストピアなのか?という考察でも詳しく書いています。 

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ララはAIを使わない

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 最初は二桁の暗算すらできなかったララが、AIを使わずに中二レベルの数学の問題を解いているシーンは素直にいって感涙でした。宿題として最後まで数学が残っていたのも、AIには頼らずに自力で取り組んでいた何よりの証拠でしょう。

 

 というか、最初は漫画も読めなかったララが、日本語を勉強しながら英語も会得しているのは本当にすごいですね。泣ける…。

 

  ひかララが最高にひかララしていたスタプリ13話の考察です。13話大好き。

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フワはガルオウガの影響を受ける

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

ララ「ワープ使いまくりルン」
プルンス「ガルオウガの悪影響でプルンスな」

 

 いないところで自分のせいにされているガルオウガ様の不遇さに思わず笑ってしまったんですが、このカット、何気に重要な意味を含んでいるようにも思うのです。

 

 どういうことかというと、今回、カッパードVSキュアスターの戦いにて、勝敗を分けることになったのは、まさにフワのワープ(フワープ)でした。つまり、フワが「ガルオウガ様の影響を受けていなければ」、キュアスターは敗北していたかもしれないのです。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 スタプリにおいて、「仲間からの影響」を受けたことで「敵を倒す」というのはよく見かける展開ですが、「敵からの影響」を受けたことで「敵を倒す」というのは珍しい展開です。

 

 プルンスは「悪影響」と言っていますが、キュアスターを守った「フワープ」は、決して「悪いもの」だとは言い切れないでしょう。

 敵対するノットレイダーの言動からも、何かを学び取ったり、影響を受けている描写を描いたことは、今後、重要な意味を持つような気がしてなりません。

 

今週のカパひか

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 カッパードさんがキュアスターのことしか目にないことはもう重々承知しているんですが、今回も今回とて、カパひかがすごかったですね。

 

 特に私が好きなのは次のカットです。

 

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 なぜそこで笑うんですか…??

 

 カッパードさんのキュアスター好き好きオーラが強すぎてキラヤバー☆でした。

 

カッパードの武器のイマイチ率、記録更新中

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 カッパードさんの武器のイマイチ率が更新されました。

 武器が良かったのは5回中1回だけであり、イマイチ率は驚きの80%です。改めてまとめると下記のとおりです。

  • カルノリ君でノリノリのサーフボード(スタプリ13話)武器は最高
  • ドラムス君でゴリゴリの鉄球棒(スタプリ17話)→武器はイマイチ
  • コピーフワでフワフワの綿あめ(スタプリ23話)→武器はイマイチ
  • ヤンヤンでハサミ型の槍(?)(スタプリ26話)→武器はイマイチ
  • イエティで吠える盾と尻尾の剣(スタプリ33話)→武器はイマイチ

 

 そろそろ絶好調の武器で戦って欲しさもありますが、歪んだイマジネーションを描くためにはそれなりの尺を必要とするのと、家族と衝突する回ではテンジョウさんの出番になりがちなので、なかなかカッパードさんが絶好調になれるタイミングというのは限られているのかもしれません。

 

※家族回でテンジョウさんが登場しがちなことについて書いてある記事です。

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星奈ひかるがフワにイライラしていたのはなぜ?

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出典:スター☆トゥインクルプリキュア 第33話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 今回は珍しくひかるさんがフワに対してイライラしていました。えれなさんやまどかさん、ララたちは特に苛つく様子がなかったのとは対照的です。

 

 というわけで、なぜフワに怒るのがひかるさんだったのか、なぜフワに怒るのはひかるさんでなければならなかったのかを考えてみます。

 

他の4人の場合

 まず、年長者であるえれなさんはフワに怒るところは考え難いです。えれなさんは妹や弟たちの面倒を見ているのもあり、子どもの奔放さに振り回されるの慣れているはずだからです。

 

 同じく年長者であるまどかさんについても、フワに怒るところは想像しづらいです。まどかさんは人一倍責任感が強いためか、何かうまくいかないことがあると、他人に責任を求めるのではなく、自分の責任として背負いがちなキャラクターです。そのことは、弓道大会で那須さんにディスられたとき(スタプリ16話)、氷の演奏会が失敗しそうになったときも(スタプリ24話)などの描写からも推し測れます。実際、33話でも、まどかさんはフワに対して、「足並みがそろわずごめんなさい」と謝っていて、まどかさんらしい振る舞いをしていたと思います。

 

 ララについては、スタプリ3話にてひかるさんに怒って大喧嘩をしていましたが、今のララは「子どもっぽさ」を脱しつつあります。特に惑星サマーン編を乗り越えたことは、ララというキャラクターが「大人」への階段を着実に上っている証にもなっています。そんなララですので、今回、フワに対して冷静に対応していたのはごく自然なことであったと考えます。

 

 ユニについては、最大の目的が仲間を救うことであり、それ以外にやらなければならないことは特にありません。フワのやりたいこととユニのやりたいことは合致しているので、フワにイライラする理由は特に見当たりません。

 

ひかるの場合

 こう考えると残っているのはひかるさんだけになるわけですが、スタプリ3話でララと大喧嘩したときの描写と今回の描写を併せて考えると、ひかるさんは「自分のやりたいこと」を阻害されたときに強い抵抗を示すキャラクターであることがうかがえます。

 

 実際、ひかるさんは幼少期から今に至るまで、「自分のやりたいこと」を貫いてきており、そのことは幼少期のエピソードが紹介されていたスタプリ18話からもうかがえます。また、ひかるさんは他人に対しても、「あなたはどうしたいの?」というスタンスを貫いており、それによってララはプリキュアになれましたし(スタプリ3話)、まどかさんもプリキュアになれました(スタプリ6話)。

 

 こうしたひかるさんの特性は、他人の背中を押してあげる長所として描かれる場面が多かったですが、時には短所として現れてしまうことがあり、それが例のララとの大喧嘩(スタプリ3話)や今回のフワに対するイライラ(スタプリ33話)であったと言えます。

 

 こうしたひかるさんの「悪い意味での子どもっぽさ」については、3話以降から33話までのあいだにおいて、特に克服するようなエピソードはなかったように思います。そう考えると、今回ひかるさんがフワに対して怒ってしまったのもうなずけます。

 

 なお、フワの想いに気付くと、ひかるさんは涙ぐみながら謝罪していました。ひかるさんは直情型ではあるものの、いったん冷静さを取り戻せば、持ち前の「相手のことを想像する力」を発揮できることが分かります。

 

 ※ひかるさんの魅力がいっぱい詰まっていたスタプリ18話の考察です。

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スタプリ33話の感想考察まとめ

  • トゥインクルイマジネーションとは何なのか、仮説を6つ立ててみた
  •  ひかるさんの自由研究がひかるさんらしくて尊い
  • フワがガルオウガの影響を受けていたことは今後重要な意味を持ちそう
  • カッパードさんの武器のイマイチ率、脅威の80%
  • ひかるさんがフワにイライラしていた理由についての考察

 

  前回のスタプリ32話の考察です。スタプリは「なんでもできる」と言わない件について、ハグプリを並べつつ考察しています。

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  プリキュアドリームステージを見たら童心に返りすぎて胎児になった話です。ネタバレなしで、考察もせず、頭の悪い感想文を書いています。

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 天宮えれなさんは何人のハーフなのかについて、世界のサッカーランキングや英語力ランキング、各都道府県の統計データなどを駆使して全力で考察した結果、盛大に外した記事です。

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 今回も前編後編で分けずにひとつの記事でまとめています。

 気付けばもう33話でびっくりですね。キラヤバー☆

 次回は地球に来る異星人を歓迎する回ということで、どういう展開になるのか楽しみです。

 

 以上、スター☆トゥインクルプリキュア33話の感想考察でした。

 長々と読んでいただきありがとうございました。